TOPICS

2023.08.17

リサーチャーに聞く!#56 『2023年 女性の頭皮・髪に関する意識・実態調査(第4弾)』調査のポイント

PRESS

BEAUTY

第56回は、2023年7月25日発刊の『2023年 女性の頭皮・髪に関する意識・実態調査(第4弾)』です!
女性の頭皮・髪に対する考え方やヘアケアアイテムの利用実態、情報源、美容院・サロンの利用実態、さらにコロナ禍における変化などを調査した当レポートについて、弊社リサーチャーの松川実生に調査のポイントについてインタビューしました!

 

松川実生 プロフィール

リサ・リューション事業部 リサーチグループ Beauty
松川実生

—Profile—
2021年入社後、化粧品分野で主にマーケット調査を担当している。
これまで通販化粧品、メンズコスメに関するマーケット調査を行った。
日本化粧品検定2級取得。
現在は日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ資格取得を目指し勉強している。

 


―なぜ今回この調査を行ったのですか?

松川「女性の頭皮・髪」に関する消費者調査は、毎年1度調査を行っている定点調査で、今年は4回目の調査となりました。コロナ禍が収まりを見せるなかで、消費者の意識や行動がどのように変化したのか、今後5年後・10年後にも見返していただき、ニーズの変化なども読み取っていただきたいと思い、調査しました。
また、当レポートでは、自宅でのケアと美容院・サロンの利用実態などを掛け合わせて見ていただける大変珍しいレポートとなっておりますので、ヘアケアに関する幅広いデータがみてみたい、という方に大変おすすめです。

 

―今回の調査で、何か新たな発見はありましたか?

松川今回の調査でわかったことは、2022年と比較すると使用アイテムTOP5の中で唯一「ヘアオイル」の使用率が1.4pt増加しました。なかでも60代の使用率は7.8pt増加したことは、幅広い年代でヘアオイルの使用が広がったことが伺えます。
また、ヘアケアにかける金額では、美容院・サロンでの使用金額が2022年よりも1,000円以上増加しました。このほか30代の購入金額は3,000円以上減少したのに対し、50代の購入金額は6,000円近く増加するなど、年代によって大きく異なる大変面白い結果になりました。

―それは興味深い結果ですね!他にも、今回の調査のここに注目してほしい!というポイントがございましたら、是非お聞かせください。

松川当レポートは、定点調査として、毎度恒例の設問を設けておりますが、お客様のご意見やご要望を取り入れ、設問を加えるなど毎年ブラッシュアップを行っており、全52問という大変ボリュームのあるレポートとなっております。
今年度は、コロナ禍でニーズが拡大した敏感肌に関する設問や、物価上昇における消費者の行動に関する設問を新たに加えるなど、消費者の社会的背景などに基づいた最新データを見ていただけることは大変魅力ではないかと思っています。

 

―さまざまなデータを見ることができるんですね。実際に、お客様からはどのような感想・評価をいただいていますか?

松川:実際にお客様とのオンラインミーティングでお話を伺いますと、今までは消費者の意見をなんとなくの先入観や予測でとらえていたが、実際データをみると、ファクトベースでクライアントへの説明や説得を行うことができると、ご好評をいただいております。
また、アフターフォローとしてデータは無料で加工が可能で、お客様に必要なデータを見ていただくことができるため、商品企画や開発、営業に至るまでのさまざまな場面で活用できると評価をいただいております。
レポートの全貌やレポートのご活用方法などにつきましては、いつでもオンラインミーティングでご説明が可能となっております。ご興味、ご関心のある皆様はぜひオンラインミーティングのお申込みお待ちしております!

 

―本日は貴重なお話しありがとうございました。
さて、今回インタビューした「2023年 女性の頭皮・髪に関する意識・実態調査(第4弾)」レポートは絶賛発売中です。ご興味がございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。

 

『2023年 女性の頭皮・髪に関する意識・実態調査(第4弾)』