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2023.10.11

リサーチャーに聞く!#61 『2023年 プラントベースフード市場の動向と将来展望』調査のポイント

PRESS

FOOD & DRINK

第61回は、2023年8月18日発刊の『2023年 プラントベースフード市場の動向と将来展望』です!
市販用のPBFを対象に現在の市場の動向や参入企業の情報はもちろん、今後の市場のポテンシャルなどを調査した当レポートについて、弊社リサーチャーの水上創に調査のポイントについてインタビューしました!

 

水上創 プロフィール

リサ・リューション事業部 ソリューショングループ Health&Food
課長 水上創

—Profile—
入社当時から、Food & Drink分野でマーケット調査と消費者調査を担当。
これまで多くの調査企画を提案し、実査を行っている。
近年では、マーケットと消費者ニーズの両面から今後の将来展望を分析する新たな調査レポートを確立し、
複数のテーマを発刊している。

 


―今回、プラントベースフード(PBF)をテーマにした最新の市場調査を行ったとのことですが、現在のPBF市場の課題は何だと考えていますか?

水上PBFは近年日本でも注目を集めるようになり、ここ数年で参入企業が急増しているので、実際に商品を目にしたことがある人も増えたのではないでしょうか。
しかし、市場に参入されているメーカー様からは、「今注目のPBFを発売し始めたのだが、なぜか消費者の手が伸びていない」や「そもそもPBFをどういう風に売り込んだら良いか分からない」といったお声をいただくことも少なくありません。
こうしたことから市場の課題として、「PBFをひとつの事業として成功させるためのポイントが分からない」というお客様が多いのではないかと考えています。また、ポイントが分からないからこそ、PBFに興味・関心はあるものの、市場参入は様子見であるというメーカー様も多いのではないでしょうか。

 

―なるほど。そうした課題があるのですね。では、そうした課題がある中で、なぜ今回この調査を行ったのですか?

水上:TPCではその課題を解決するためにPBFの調査に力を入れており、これまでに最新の消費者ニーズを明らかにする消費者調査やマーケットが不明瞭な業務用の調査を行ってきました。
そして今回、最新の市場調査では現在の市場動向と今後予測されるニーズの変化、社会の変化を交えた将来展望を探ることで、PBF市場の可能性を明らかにするために調査を行いました。

 

―今回はPBF市場のポテンシャルが分かる調査なのですね。これからPBF事業を考えているお客様にもご活用いただけそうな調査ですね。
それでは、今回の調査でここに注目してほしい!というポイントがございましたら、是非ともお聞かせください。

水上PBF市場は今後も参入が増えることで競争激化が予測されるため、その中で成功するには未開拓なジャンルを構築していくブルーオーシャン戦略が重要であると考えています。今回の調査では、この戦略を進めていくにあたって、「戦略キャンバス」と「アクションマトリクス」というマーケティングのフレームワークを用いて分析を行っており、TPCとして「PBF事業の成功ポイント」を提案しているので、是非ともそこに注目してほしいですね。

―なるほど。それは必見の情報ですね。
最後に今回の調査について、お客様からはどのような感想・評価をいただいていますか?

水上:先ほどお話しました「PBF事業の成功ポイント」も含め、レポートの中にTPCならではの提案部分が多いのでPBF事業を進めていくにあたって参考になると評価いただいております。
それ以外にも、「ミート」や「ミルク」、「チーズ」、「ヨーグルト」、「シーフード」、「エッグ」など全10カテゴリーの2013年から2030年(予測)までの市場規模が把握できるほか、カテゴリー別に主要メーカーやチャネルの規模感が把握できるので、今後の事業方針を決めるために活用できると嬉しいお声を多々いただいております。

 

 

―本日は貴重なお話しありがとうございました。
今回インタビューした「2023年 プラントベースフード市場の動向と将来展望」レポートは絶賛発売中です。ご興味がございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。

 

『2023年 プラントベースフード市場の動向と将来展望』