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2023.11.06

リサーチャーに聞く!#66 『血管・血流対策の実態と商品ニーズ』調査のポイント

PRESS

HEALTH

第66回は、2023年5月24日発刊の『血管・血流対策の実態と商品ニーズ』です!
20~70代の男女の血管・血流や健康に対する考え方、食事で実施している血管・血流対策、血管・血流対策商品の摂取実態などの調査を行った当レポートについて、弊社リサーチャーの藤原桃子に調査のポイントについてインタビューしました!

 

藤原桃子 プロフィール

 

リサ・リューション事業部 リサーチグループ Health&Food
主任 藤原桃子

—Profile—
入社以降、ヘルス&フード分野のマーケット調査を中心に担当。
近年は、ヘルス分野の消費者調査や独自調査も複数実施している。

 


―なぜ今回、血管・血流対策に関する調査を実施したのですか?

藤原人生100年時代となり、健康維持・増進への意識が向上するなか、血管の健康に対する関心も高まっています。そのなかで、お客様から「血管は訴求できることが多く、アプローチ方法を決められない…」といった声をうかがう機会がありました。
今回、血管・血流対策に関する調査を実施することで、お客様が対策商品のターゲットや訴求等をご検討される際の一助になればと思い企画いたしました。

 

―なるほど。血管の健康に対する関心が高まっているということですが、実際にどのくらいの人が関心を持っているのでしょうか?

藤原:20代~70代の男女1万人を対象とした事前調査では、5割強が自身の健康において血管・血流を「(やや)気にしている」 と回答しました。男女ともに高年層ほど割合が高く、女性高年層は7割超が血管・血流の健康に関心を払っていることがわかりました。

 

―そうなのですね。血管・血流対策を行っている人は、健康面でどのような悩みがあるのでしょうか?

藤原現在健康面で悩んでいる症状は、「肩こり」が3割強で最も多く、次いで「腰痛」「ストレス」「花粉症・アレルギー」などが続いています。男女別にみると、男性は「腰痛」「高血圧」「血糖値」などの出現率が女性よりも高く、女性は「肩こり」「冷え性」「むくみ」などの出現率が男性よりも高くなっています。

 

―男性と女性で健康面の悩みに違いがあるのですね。では、今回の調査で明らかになったことは何ですか?

藤原血管・血流対策を始めたきっかけとして、男性は「血圧が高くなった」「健康診断の結果が悪くなった」など、『健康数値対策』として始めた人が女性より多いのに対し、女性は「加齢による衰えを感じた」「気にしたほうがよい年齢だと思った」など、『年齢対策』がきっかけになった人が男性より多い傾向にあることがわかりました。
そのため、血管・血流対策における意識度合をみると、「血管の健康」と「血流改善・血行促進」は男女ともに8割弱が意識しているのに対し、数値で示される「血圧改善」は男性が約7割、女性が約6割と男性の意識度合が高くなっています。

 

―なるほど。血管・血流対策商品にはどのような効果が期待されているのでしょうか?

藤原疾病の予防・改善効果としては、男性は「高血圧症」、女性は「動脈硬化」がトップとなりました。このほか、「脳卒中」「心筋梗塞」「心不全」などが上位に挙がっています。これらの疾病は、血管の健康維持や血流改善・血行促進をすることで予防・改善できると捉えられており、ニーズの高さがうかがえる結果となりました。また、疾病の予防・改善以外の効果については、「基礎代謝の向上」「免疫力向上」「健康寿命の延伸」などを期待する人が多くなっています。

 

―では、最後に今回の調査について、お客様からはどのような感想・評価をいただいていますか?

藤原レポートをご購入いただいたお客様からは、「血管の柔軟性にも需要性があることがわかり、販促に役立ちます」、「血管・血流は自覚症状がなく難しいかなと思っていたが実態が把握できてよかった」、「購買層のターゲティングがクラスターで明確になりました」といったお声をいただいております。
血管・血流は、健康寿命や老い対策として今後さらに重要なテーマになると考えています。血管・血流対策商品をご担当されている方はもちろん、今後の参入を検討されているメーカー様にはぜひご覧になっていただきたいレポートです。オンラインミーティングによるご試読も実施しておりますので、少しでもご興味・ご関連のある方は、お気軽にご連絡をいただけますと幸いです。

 

 

―本日は貴重なお話しありがとうございました。
さて、今回インタビューした「血管・血流対策の実態と商品ニーズ」レポートは絶賛発売中です。ご興味がございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。

 

『血管・血流対策の実態と商品ニーズ』