TPCマーケティングリサーチは1991年に「新鮮で高品質なマーケティング情報の提供」を企業理念として創業し、30年以上にわたりマーケティングリサーチに従事してきました。
この間、リサーチ業界を取り巻く環境は大きく変わりました。企業のコンプライアンスの徹底により取材活動が難しくなる一方で、さまざまなビッグデータが溢れる「情報過多の時代」となり、各企業のマーケティング活動においてはどれが本当に正しく必要な情報なのか、適切な判断が難しくなってきています。また、AI技術の急速な発展に伴い、データ収集や分析のスピードが飛躍的に進む一方で、データの正確性や信頼性が厳しく問われる時代となり、リサーチ会社の存在価値そのものが見直されるようになっています。
こうした変化の中で当社は、「課題(Issues)に対する調査(Research)を通じて、気づき(Findings)を与え、実行(Action)に移し、解決(Solution)まで導く」という『リサ・リューション(Resear-lution)』を新しい企業理念に掲げています。すなわち、ただデータ(Data)を提供するのではなく、 「アクションにつながる価値のある情報(Intelligence)」の提供を徹底的に追求し、お客様の課題解決へと導くパートナーとなることを目指しています。
また、このような環境の変化に対応する一方で、30年以上にわたり一貫して守ってきたものもあります。それは「美容・化粧品」 「健康・食品」「製薬・医療」「化学・ライフサイエンス」の4つの領域における業界専門性です。各業界における専門のリサーチャーやマーケッターは、それぞれ10名前後のチームを構成しており、その深い知見と経験は私たちの最大の財産であると自負しています。さらには、長年の業界専門性を活かしたコンサルティングやセミナーの開催、各種メディアとの情報交換や海外の現地パートナーとの連携など、多様かつ強固なネットワークも大きな資産となっています。
当社ではこれからも、この業界専門性を最大限に活かして「顧客の本当の課題」を見極め、その解決のために全力を尽くすことで、 「美容・化粧品」 「健康・食品」「製薬・医療」「化学・ライフサイエンス」 の4つの領域においてマインドシェアNo.1を目指す所存です。さらに今後は、デジタル化とグローバル化をいっそう推進し、海外に向けても「アクションにつながる価値のある情報(Intelligence)」を積極的に発信することで、日本発のグローバル・マーケティング・インテリジェンスの確立を目指して参ります。