第42回は、2023年4月25日発刊の『2023年 世界の皮膚外用薬市場』です!
日・米・欧3極における皮膚外用薬市場及び開発動向や、国内企業、海外企業計28社の製品展開、開発状況及び販売高について調査した当レポートについて、弊社リサーチャーの池邉拓哉に調査のポイントについてインタビューしました!
池邉 拓哉 プロフィール
リサ・リューション事業部 リサーチグループ Medical
池邉 拓哉
—Profile—
入社してからMedical関連の調査である皮膚外用薬市場を担当。
現在はMedical関連のマーケティングパワーの調査を行っている。
―なぜ今回この調査を行ったのですか?
池邉:本テーマでのレポートは、前回2019年に発刊してから約4年が経過しましたが、今回お客様から最新データのご要望をいただいたということもあり、2022年度までの直近4年間の皮膚外用薬市場がどのように推移しているのか、またどのカテゴリが伸長しているのかなど、現状を分析するために調査を実施いたしました。
―調査の結果、市場はどのように推移していましたか?
池邉:2021年度の推移を調査すると、皮膚外用薬市場全体では、前年から2.0%増と大きな変化はみられませんでした。
ただその中でも、局所作用型(局所に有効成分を到達させる製剤)が前年比6.5%増、全身作用型(全身に有効成分を到達させる製剤)が同12.5%減となり、全身作用型では2桁の減少推移となっています。
これは、日本・米国・欧州のいずれも1~2割程度市場が縮小したことによるものです。
―今後どのように市場は推移すると予測されておりますか?
池邉:局所作用型は、日本・米国・欧州のいずれも今後拡大する見通しです。
一方、全身作用型は米国・欧州では引き続き縮小していくとみられますが、日本ではCNS領域で適応疾患の異なる製品が次々に上市されており、今後市場は増加に転じるのではないかと予想されます。
―最後に、今回の調査資料のここに注目してほしい!というポイントがございましたら、是非ともお聞かせください。
池邉:本資料では、日本、米国、欧州の各地域で、種類別、タイプ別、メーカー別、ブランド別、剤型別で市場を分析し、また2025年度、2030年度の市場も予測しております。
また主要28社の企業別の製品展開や開発状況、販売高もまとめておりますので、ぜひレポートをご覧いただきますと幸いです。
ご試読も承っておりますので、お気軽にお申し付けください!
―貴重なお話しありがとうございました。今回インタビューした調査レポートは予約受付中です。ご興味がございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。