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2024.11.05

リサーチャーに聞く!#102 『2024年 フェムケア市場の動向と将来展望』調査のポイント

PRESS

HEALTH

第102回は、2024年10月11日発刊の『2024年 フェムケア市場の動向と将来展望』です!
フェムケア市場について、インナーケアに焦点を当て、現在の市場規模、各社の参入状況、商品展開動向、将来性などを分析した当レポートについて、弊社リサーチャーの上野利恵、松井優太に調査のポイントをインタビューしました!

 

上野利恵 プロフィール

リサ・リューション事業部 ソリューショングループ Health&Food
係長
上野利恵

—Profile—

入社以降、シニア食や業務用食品領域を中心に調査を担当。
近年は、新規事業や用途開発など、事業戦略の立案に向けた調査も複数実施している。
趣味はカレー屋巡り。休日にはスパイスカレー、スープカレー、欧風カレーなどを食べ歩いている。

 

松井優太 プロフィール

リサ・リューション事業部 リサーチグループ Health&Food
松井優太

—Profile—

2024年4月入社、健康食品分野で市場調査・消費者調査を担当。
最近は美味しいジェラート店を模索中。好きな味はピスタチオ。

 


―今回、なぜフェムケアに関する市場調査を行ったのですか?

上野今回の調査、フェムケア市場の動向と将来展望を作成した目的は、今後需要拡大が見込まれるフェムケア市場について、今後狙うべき訴求・分野を明らかにするため、です。
近年、女性の健康課題による負担が可視化され、女性の健康をサポートする商品やサービスへのニーズが高まりをみせています。
こうしたなか、お客様からは、「魅力的な市場だとは思うが、実際にどの程度の規模なのか、全体の市場規模感を知りたい」や、「新規で参入したいが、どの訴求を狙って開拓をすればよいかが分からない」、などのお声を多くいただきました。
そこで、PMS・月経トラブル、妊活・産前産後、更年期といったフェムケア関連の市場動向と将来性が1冊で把握でき、フェムケア市場の攻略に役立つ情報をご提供したく思い、今回レポートを作成いたしました。
なお、今回の調査では、PMS・月経トラブル、妊活・産前産後、更年期の女性サポートを目的とした健康食品、OTC医薬品・医薬部外品、一般食品・飲料をフェムケア市場として定義し、調査を行っています。

 

―なるほど、そのような理由からレポートを作成されたのですね。
では次に、今回の資料のアピールポイントを教えてください!

松井そうですね。大きくアピールポイントとなるのは、市場データと消費者データを掛け合わせて今後の戦略を提案している部分になります。
市場データについては、月経や妊活、更年期といった訴求別と、健康食品、OTC医薬品、一般食品の分野別でそれぞれ優先度をつけ、それらを組み合わせて、参入すべき市場の優先順位を表しております。
消費者データについては、弊社が行った消費者調査の一部を用いて、どの訴求や分野を重要視すべきなのか、消費者がどのような対策をされたいか、なども表しております。
こちらの資料1冊で、市場データと消費者データの2つを組み合わせることにより、広いデータだけでなく、深い戦略のヒントになるものとなっております。それぞれどのような項目で優先順位を付けたかは実際のレポートにてご確認していただけますと幸いでございます。

 

―市場データだけでなく、消費者データを組み合わせているのですね。
言葉通り、この1冊でフェムケア市場について把握出来そうですね。
次に、フェムケア市場で今注目されている商品や最新の動向についてお伺いますか?

松井もちろんです。
商品に注目すると、アサヒグループ食品が展開する「わたしプロローグ」が注目されております。というのも、この商品は月経に関する機能性を訴求する日本初の機能性表示食品となっております。この商品をきっかけに、今後、女性特有の悩みに焦点を当てた機能性表示食品が増加し市場が盛り上がっていくことが考えられます。
また、最新の動向につきましては、アサヒグループ食品や明治といった大手食品メーカーからの参入が相次いでおり、フェムケア商品のカテゴリーの拡大が考えられます。まだまだ伸びしろのある市場となっておりますので、今後どのような広がりとなっていくかが楽しみなものとなっております。

 

―今後のフェムケア市場はまだまだ楽しみがいっぱいですね。教えて頂きありがとうございます!
では最後に、実際にお客様からどのような声が寄せられているかを教えてください。

松井ご試読・ご購入をいただいたお客様からは、「今後、新規参入を検討するにあたり、どこを狙うべきかを把握するための検討材料となる」といったお声を多数いただいているだけでなく、フェムケア市場に参入している企業の方からも、「他社の動向が分かるためありがたく、今後はより深く消費者インサイトを考えるために消費者調査レポートも検討したい」などのお声をいただいており、とても嬉しく思っております。

 

―お客様から高く評価されていることは嬉しいことですね!
本日は貴重なお話ありがとうございました!
さて、今回インタビューしました「2024年 フェムケア市場の動向と将来展望」の調査レポートは絶賛発売中です。
ご興味・ご関心ございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。

 

 

『2024年 フェムケア市場の動向と将来展望』